【トランポ】自作バイクヒッチキャリアの作り方

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【ポイントその4】最大積載量の考え方

バイクリアヒッチキャリアの最大積載量については、まず、以下の道路交通法を理解しておきましょう。

第十一節 乗車、積載及び牽引

(乗車又は積載の制限等)
第五七条 車両(軽車両を除く。以下この項及び第五十八条の二から第五十八条の五までにおいて同じ。)の運転者は、当該車両について政令で定める乗車人員又は積載物の重量、大きさ若しくは積載の方法(以下この条において「積載重量等」という。)の制限を超えて乗車をさせ、又は積載をして車両を運転してはならない。

引用)道路交通法|法庫.com

ここでネックになっているのが、普通車の場合、手荷物以外の荷物を載せることは禁止されているということ。

具体的には、政令などで定められている指針の中に、以下のような手荷物に関する重量制限があるようです。

ヒッチキャリアはルーフキャリアと同じ扱いで、50kgまでの積載となっています。
貨物車と違い、車検証に最大積載量の記載が無い車両(乗用車やキャンピング車)ではそもそも法的に手荷物しか積んではならないのです。
例えばバイクは手荷物ではないので、3ナンバーのハイエースワゴンにバイクを積む事は本来の解釈からすれば違法です。
具体的に手荷物の重量について、指針では車室内100kg、車外50kgが手荷物の範囲となっていますので、ヒッチキャリアは車外ですから50kgまでの積載が可能と解釈しているというわけです。キャリアの重量は含みません。

米国製のキャリアは積載量450LBS(約200kg)等と書かれていますが、強度はともかく国内では指針で50kg迄とされています。

引用)SUNROCKY ヒッチキャリア

つまり、5ナンバーや3ナンバーなどの乗用車は、手荷物の範囲とされている50kg以上あるバイクを車外のリアヒッチキャリアに積んで運ぶことは、政令を厳密に解釈するとNGとなってしまいます。

ただし、4ナンバーや1ナンバーなどの貨物車である場合は、最大積載量の記載があるため、その最大積載量に従うことができます。

常識的にバイクが手荷物ではない(50kg以上)と考えられる場合は、陸運局で構造変更申請を出して、乗用車(5ナンバー、3ナンバーなど)を貨物車(4ナンバー、または1ナンバーなど)にしておくと良いでしょう。

先ほどもお話しましたが、このあたりの法的な解釈についてはご自身で調査、判断の上、自己責任でお願いします。

【ポイント5】制限外積載・設備外積載・荷台乗車許可申請手続

道路交通法では、積載物の重量や大きさ等の制限を超えて車両を運転することを禁止していますが、貨物が分割できないものであるため大きさ等の制限を超える場合は、警察署長の許可を受ければ運転することができるようになります。

つまり、先ほどまでお話してきた法律上NGのものであっても、警察署長の許可さえ取ることができればいいということになります。

では、どういった場合に警察署長の許可が得られるのかということについては、以下の記事を参考にすると良いでしょう。

◯ 許可基準
(1) 形態上単一の物件であり、分割や切断で貨物の効用又は価値を著しく損すると認められること。
(2) 道路交通法第55条第2項(視野や運転操作等を妨げない)に抵触しないほか、転落又は飛散のおそれのない積載方法であること。
(3) 積載する車両の構造や道路、交通状況に支障がないと認められること。

◯ 許可の限度
長さ:自動車の長さに10分の5の長さを加えたものを超えないこと。
・ただし
①車体の前後から自動車の長さの10分の3の長さを超えないこと。
②積載時の長さが16.0mを超えないこと。(セミトレーラーは17.0m、フルトレーラーは19.0m、ダブルス連結車21.0m)
幅 :自動車の幅に1.0mを加えたものを超えないこと。
・ただし
①車体の左右から0.5mを超えないこと。
②積載時の幅が3.5mを超えないこと。
高さ:積載時の高さが4.3mを超えないこと。

引用)制限外積載・設備外積載・荷台乗車許可申請手続き|新潟県警ホームページ

ただし、この方法は一般的に貨物車などに長物などを載せる場合を想定したもので、申請を出せばバイクヒッチキャリアの運搬が可能になるということではありません。

実は、バイクヒッチキャリアを使用するために、この申請書類を警察署に提出して人がいて、その結果、バイクヒッチキャリアは申請書類を出す必要がないという結論を得ています。

警察「実は、今回制限外積載で出して頂いたのですが・・・、

今回のケースは、制限外積載や設備外積載には当たらないっぽいです。」

オイラ「どういうことですか?」

警察「キャリアに荷物を載せるということは、

要は天井のキャリアに載せるというのと同じ概念で捉えられます。

仮に天井に荷物を載せた場合、高さ制限がクリア出来れば制限外許可は要りません。

今回は車両後方にキャリアがあるわけですよね?

バイクは車両からはみ出ていますが、キャリアに乗っているものです。

幅もオーバーしていませんし、灯火類もきちんと付いていますし。

天井のキャリアが後方へ来ただけ、という捉え方です。」

オイラ「・・・。」

警察「長さ的には10分の1をはみ出ますので違反なのですが、

キャリア自体は違反では無いとの見解です。」

オイラ「ということは、この場合何の書類も出さずに乗っていいってことですか?

それから、このまま走ってても検挙されることは無いということですか?」

警察「道路交通法的には申請が要らないと思われます。

しかし、車両運送法で何らかの決まりがあるかもしれないので、

陸運支局へ行って確かめてきて下さい。

場合によっては警察から陸運支局へ通報ということもあり得るので・・・。」

引用)制限外積載許可申請を出してきました!|デリカD5で車中泊!日本中の航空祭

更にこの人は、実際に陸運局に出向き、この件について問合せをしています。

再度ちょっと考えた後、

係員「今回の場合は、構造変更も出来ませんし、

簡易な取付方法で、すぐに取り外しが出来る状態ですので、

基本的には問題が無いと考えます。

引用)陸運支局へ行ってきました!|デリカD5で車中泊!日本中の航空祭

ここまで検討していくと、バイクヒッチキャリアそのものを取り付けること自体は、上記1~4の法的なポイントを守っていれば問題がなさそうだということが理解できます。

これがバイクヒッチキャリアはグレーだ(黒でもないし、かといて真っ白でもない・・・)といわれている所以です。

なお、ここで解説している内容は古くなっている可能性もありますし、完全に合法と言い切れるかどうかは疑問がありますので、あくまで参考程度にしていただき、最終的な判断や行動は自己責任でお願いしますね。

次のページでは、自作バイクヒッチキャリアの具体的な作り方についてお話していきます。



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