【普通免許で牽引】軽トレーラー購入前に知っておきたい10つのこと

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【ポイントその5】軽トレーラーを牽引するために必要なものについて

ここからは、実際に軽トレーラーを牽引するために必要なものについてお話していきます。

【必要なものその1】ヒッチメンバー

軽トレーラーを牽引するためのヒッチメンバー

軽トレーラを牽引するためには、ヒッチメンバーと呼ばれる部品をヘッド車(牽引車)に取り付ける必要があります。

ヒッチメンバーには、トレーラーの荷重を支えるためのボールジョイントとトレーラーの電装品に電源を供給するためのカプラーが取り付けられています。

ヒッチボール

トレーラーの荷重を支えるヒッチボール

電源カプラー

トレーラーの電源を接続するための電源カプラー

ヒッチメンバーはトレーラーを牽引するだけではなく、ヒッチキャリアやサイクルキャリアなどを取り付けるためにも使うことがあります。

その場合、電源カプラーは必要ありませんが、軽トレーラーを牽引する場合はトレーラーの後ろについているブレーキランプやウィンカーランプなどを点灯させる必要がありますので、この電源カプラーも必ず必要になってきます。

ヒッチメンバーは、ボルトで固定するタイプかつ、トレーラーの車体総重量が750kg以下、最大直下加重が75kg未満の牽引を目的とする場合、指定部品扱いとなります。

指定部品とは屋根の上に取り付けるルーフキャリアなどのような、簡単に脱着ができるパーツのことで、単にその指定部品を脱着することに関しては構造変更手続き(陸運局で行う申請)をする必要はありません。

ヒッチメンバーの相場は新品で5~7万円程度、中古(ヤフオクなど)であれば2~3万円程度で購入することが可能です。

ヒッチメンバーの具体的な取り付け方については、以下の記事が参考になると思います。

>>【DIYに挑戦】ヒッチメンバーを自分で取り付ける方法

【必要なものその2】牽引車(ヘッド車)

軽トレーラーのヘッド車(けん引車)

軽トレーラーを牽引するためには、そのトレーラーを牽引するヘッド車(牽引車)が必要となります。

よく軽トレーラーは軽自動車でも牽引することができるという風に言われていますが、軽トレーラー側の仕様(車検証の登録状況)によって牽引可否が変わってきてしまいます。

その牽引の可否を決めるのは、牽引車(ヘッド車)側の「牽引可能重量」と呼ばれる牽引車の性能(型式指定届けを受けた諸元値)によって算出される数値です。

例えば、普通車で大型のSUV等の場合、950登録(後ほど説明)をするとヘッド車側の車検証に以下のような記載がなされます。

[その他検査事項](950)けん引可能なキャンピングトレーラー等の車両総重量は、主ブレーキありの場合及び主ブレーキなしの場合、それぞれ1990KG及び750KGとする。

※主ブレーキとは、トレーラー側に取り付けられている電磁ブレーキや慣性ブレーキのことで、750kg未満の軽トレーラーの場合、主ブレーキ無しでもOKとなっている

この場合、軽トレーラーは最大積載量が350kg以下で車両重量は100~200kgから、トレーラーの車両総重量は最大でも550kg程度となり、トレーラー側にブレーキがついていない条件の750kgまでを楽々クリアすることができます。

これが、軽自動車の場合は事情が違ってきて、例えばバモス(ホンダ)の場合、ヘッド車側の検証にはこのように記載がなされたりします。

[その他検査事項](950)けん引可能なキャンピングトレーラー等の車両総重量は、主ブレーキありの場合及び主ブレーキなしの場合、それぞれ1310KG及び420KGとする。

この場合、軽トレーラーの車検証に記載の総重量が420kg未満のものであれば牽引することが可能ですが、420kg以上のものの場合、牽引できないという風になってしまいます。

ですので、軽トレーラーであれば軽自動車でも牽引できるというのは条件付きということを理解しておき、どの車でどのトレーラーが牽引可能なのか事前に調べておきましょう。

なお、上記の牽引可能な車両総重量の数値を計算するためのフォーマットや自動計算サイトはこちらが役に立つと思います。

>>牽引可能なキャンピングトレーラ等の車両総重量の計算方法|国土交通省

>>牽引可能なキャンピングトレーラ等の車両総重量の計算書|改造申請.com

【必要なものその3】950登録(ヘッド車側)またはけん引車登録(トレーラー側)

軽トレーラーを牽引するためには、ヘッド車側かトレーラー側の車検証に以下の①950登録または②けん引車登録を行う必要があります。

①950登録

ヘッド車側の車検証の備考欄に以下のような牽引可能総重量を記載する方法のことを950登録といいます。

[その他検査事項](950)けん引可能なキャンピングトレーラー等の車両総重量は、主ブレーキありの場合及び主ブレーキなしの場合、それぞれ1310KG及び420KGとする。

ヘッド車の車検証に上記の記載を追加しておけば、条件を満たしたトレーラーであればそのまま繋ぎ変えて牽引することが可能なので汎用性が高く、最近ではこちらの登録が主流になってきていいます。

950登録の詳しい登録方法については、こちらのサイトが参考になると思います。

>>牽引車の車検証へ「けん引可能重量の記載」について|福伸工業ホームページ

>>軽牽引車両+軽トレーラートランポのススメ|8輪生活

②けん引車登録

トレーラー側の車検証の備考欄にけん引車(車名と型式)を登録する方法のことをいいます。

車検証の備考欄に追加されたけん引車の型式の拡大図

けん引車登録の方法は比較的昔から存在しているもので、この方法の場合、牽引車が変わってしまうとトレーラーが牽引できなくなってしまう(トレーラーの車検証に牽引車が登録されていない)ため、最近では950登録が主流になってきています。

物理的にはヒッチメンバーを取り付けたヘッド車と軽トレーラーを手に入れさえすれば、その瞬間から牽引することができますが、上記のうちどちらかの登録を行っていない状態で公道を走行してしまうと法律違反になりますし、仮に事故などが起こった時に任意保険が支払われないというケースも考えられます。

運行する前には、車検証上の登録がちゃんとなされているか確認しておくようにしましょう。

次のページでは、軽トレーラーの車検や任意保険、維持費などについてお話していきます。



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